2020-05-06から1日間の記事一覧

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その百四

岩波文庫102ページ「かなしむべし、大宋一国の在家出家、いづれの一箇も、龍樹のことばをきかずしらず、提婆の道(どう)を通ぜずみざること。いはんや身現に親切ならんや。円月(えんがつ)にくらし、満月(まんがつ)に虧闕(きけつ)せり。これ稽古(けい…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その百一

岩波文庫101ページ「しかあるに、龍樹、提婆師資(しし)よりのち、三国の諸方にある前代後代(ぜんだいこうだい)、まゝに仏学する人物、いまだ龍樹、提婆のごとく道取せず。いくばくかの経師論師(きょうじろんじ)等か、仏祖の道(どう)を蹉過(さこ)す…