2020-10-14から1日間の記事一覧

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その百四十三

岩波文庫126ページ「向上に道取するとき、作麼生(そもさん)ならんかこれ仏性。還委悉麼(かんいしちま)。三頭八臂(さんとうはっぴ)」 常に修行を続けているなかで言うとして、一体どういうことであるのか仏性とは。わかっているだろうか。頭が3つで腕が8本…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その百四十二

岩波文庫125ページ「さらに仏性をを道取するに、拕泥滞水なるべきにあらざれども、牆壁瓦礫(しょうへきがりゃく)なり」 仏性とは何かを言うならば、自分が泥まみれ、ずぶ濡れになってもがいているのであってもなくても、現実の目の前の垣根や壁や瓦や小石が…