2019-08-18から1日間の記事一覧

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 辦道話その九

岩波文庫18ページ「わづかに一人一時の坐禅といへども、諸法とあひ冥(みょう)し、諸時とまどかに通ずるがゆゑに、無尽法界(むじんほうかい)のなかに、去来現(こらいげん)に、常恒(じょうごう)の仏化道事(ぶつけどうじ)をなすなり」 ひとりの一時の…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 辦道話その八

岩波文庫17ページ「静中(じょうちゅう)の無造作にして直証(じきしょう)なる」ただ静かに坐禅していることで直接分かる、体験できるという意味と思っている。 前回、私の思う「悟り」について書いてみたが、ここを読むと私は私の思うところでいいのだと思…