2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その五

この頃、年齢ということを考える。と言うか、考えてしまうと言う方が近いかもしれない。 物忘れする。「そうだ、あれをやっとかねば」と思って、ちょっと別なことをすると、「何かやらなければいけない」ということは覚えているのだが、「何か」がわからない…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その四

アメリカンフットボールで一時大騒ぎになった大学の学生(選手)たちの今の心境についての記事を斜め読みした。マスコミの記事には、事実と違うことが随分書いてあったというようなことを学生たちが言っていたように記憶している。 その正否は判断できないけ…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その三

オリンピックのマラソンコースをどうするこうするで大騒ぎでしたな。興味ないので、結局どうなったか知らないけど。 そもそもスポーツって何なんですかね。人間というのはスポーツをしたがる、せずにはいられないもののようだ。でも、何故国が助成するのだろ…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その二

私は仏教とは「普通」に生きることを目指すものだと思っている。難しいのは「普通」とは何かということ。「仏(ぶつ)」というと艱難辛苦の修行に耐えて、ようやく到達する、すごい存在のようにとらえられがちだが、そんなことはないと考えている。 勿論、修…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その一

前回も書いたが、私は仏教とは徹底的に楽観的というか、性善説というか、人間は本来、「仏」であるという考え方だと思っている。 それが、色々頭の中であれこれ妄想し、酒や博打や薬や色事などの習慣に染まり、あるいは出世とか承認欲求とか世の中からの評価…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 摩訶般若波羅蜜その十四

摩訶般若波羅蜜の巻は、般若心経の解説をしていると言ってよいと思う。 最初の頃に書いたが、「この世のものは実在しない。人間が「ある」と思っているだけだ」という考え方は、私には全く受け入れられない。「色即是空」をそう解釈した途端に、私には絵空事…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 摩訶般若波羅蜜その十三

2年続けて親が死んだ。「生は一時の位なり、死も一時の位なり」と親の死は受け止めている。 ただ考えさせられるのは、自分は死に向かってどのように生きていくのか、ということだ。 体調も優れず、とにかく疲労感と倦怠感が短い周期でやってくる。医学的に…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 摩訶般若波羅蜜その十二

何回か書いたと思うけど、私は政治家に期待している。民主主義の社会で選挙によって選ばれた政治家がしっかりしてくれない限り、社会は良くならない。そしてちゃんとした政治家を選ぶためには国民自身もしっかりしなければ話にならない。 この国は、さらには…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 摩訶般若波羅蜜その十一

つくづく世の中何でもありだな、と思う。そして、世の中で騒いでいることって、本当にそんなに大事なことなの?とも思う。一体、人類は何がしたいのですかね?この先ろくなことにならない気がするけど。坐禅が広まらないですかね。 正法眼蔵を読んでいると、…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 摩訶般若波羅蜜その十

今、体調は正直良くない。頭痛は3か月ほど続いているし、時々目眩もする。親も高齢で介護もしなければならない、自分の仕事もしないと収入がなくなる。いやはや、ほとほと参っている。医師によると脳には異常無いそうだ。緊張型頭痛(?)ではないかというこ…