2021-10-29から1日間の記事一覧

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 心不可得その四

岩波文庫191~193ページ「ときに鑑講師(かんこうじ)とふ。「なんぢはこれなに人ぞ」。 婆子(ぼす)いはく、「われは買餅(まいひん)の老婆子なり」。 徳山いはく、「わがためにもちひをうるべし」。 婆子いはく、「和尚もちひをかうてなにかせん」。 徳…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 心不可得その三

岩波文庫191ページ「あるとき、南方に嫡々相承(ちゃくちゃくそうじょう)の無上仏法あることをききて、いきどほりにたへず、教書(きょうしょ)をたづさへて山川をわたりゆく。ちなみに龍潭(りゅうたん)の信禅師の会にあへり。かの会に投ぜんとおもむく、…