2020-01-04から1日間の記事一覧

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その八

岩波文庫74ページ「妄縁起の有にあらず、徧界不曾蔵(へんかいふすんぞう)のゆゑに。徧界不曾蔵といふは、かならずしも満界是有(まんかいぜう)といふにあらざるなり。徧界我有(へんかいがう)は外道の邪見なり」 訳も分からず現れる、存在するものではな…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その七

岩波文庫74ページ「尽界(じんかい)はすべて客塵(かくぢん)なし、直下(ちょくか)さらに第二人あらず、直截根源人未識(ぢきせつこんげんにんみしき)、忙ゝ業識幾時休(ぼうぼうごっしききじきゅう)なるがゆゑに。」 この世の中は、世界そのものであっ…

正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その六

「権力」というもののイメージは、あまりよくないみたいだ。けれど、会社で言えば、「権限」つまり決定の責任者もその部分においては権力があると言える。社長、CEO、取締役会、株主(株主総会)も権力者(機関)だ。 自分の理想とするものを組織として実現…