正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 即心是仏その三十二

 前回までで即心是仏の巻は終り。

 坐禅した瞬間に心=大宇宙の真理=仏=釈迦牟尼仏釈尊

 現実に生きている中で、瞬間瞬間行動するしかない。その基準が大宇宙の真理であり、それは坐禅することで基準に従った行動ができるようになる。

 非常に単純だが、坐禅に対する誤解や、頭でっかちの観念的な知識や、利得、見栄などなどから、その単純なことができない。

 アメリカと中国が色々と対立しているようだ。お互いの国益があるだろうし、様々な分野であの手この手のつばぜり合いが行われているのだろう。

 日本はどうするのか?私個人的には、中国の考え方・やり方は偏り過ぎと思う。しかし、資源もない、人口減少し高齢化が進む日本はどのように振舞うのか。一人一人が考え、日常生活を送っていくしかない。政治家ばかり批判しててもあまり意味はないし、メディアを過信するのも危険だ。

 脱炭素は必要だろうが、これだって国益が絡んで各国がしのぎを削っている。

 坐禅して、正気に還る、本来の面目に立ち戻ってほしいと思う。