正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 仏性その百九十二

 岩波文庫121ページ「不死人はたとひ阿誰(おすい)なりとも、いづれのときか皮袋(ひたい)に莫離(もり)なる」
 生きている人間は誰であっても、いつこの身体(皮袋)を離れるということがあろうか(離れることはない)
 人間はこの現実の身体、存在として瞬間瞬間生きていく。そんなことは当たり前だけど、しかし「それってどこの誰の話ですか?」とか「今、それを言ってどうしようとするんですか?」とか「今それがやれると思ってるんですか?」とか「何のためにそれを言ってるんですか?」と言いたくなることがとても多いと感じる。
 GDPが前期比25%以上落ち込んだという。緊急事態宣言したんだから当たり前で、だから今後どういうリスクが有るのか無いのか、どうするのか具体的には、少なくとも私には報道を見ても分からなかった(お前が馬鹿なんだよ!と言われるのかな?)
 一方でコロナの感染者が増えたと騒いでいる。経済活動すりゃ感染は増えるだろう。どの業種も全てリモートワークできる訳じゃないんだし。
 コロナだけが病気じゃないんだし。コロナより致死率の高い病気にはちゃんと対処できてるんだろうか?
 この生きている皮袋として現実を瞬間瞬間生きていくために、どうしたらよいか。坐禅しながら生きていきます。