正法眼蔵がなければ死んでいた 私にとっての正法眼蔵 即心是仏その二十一

 岩波文庫147ページ「このゆゑに古人いはく、「若人識得心、大地無寸土」

 このようなことであるから古人(長霊守卓禅師)の言葉に「もし心というものを体得できたなら、大地には一寸の土も存在しない」というものがある。

 心=大宇宙である。大地も大宇宙そのものである。だから、土があるとか無いとかいう観念論など入り込む余地など無い。あるのはただ大宇宙のみである。

 そして、この大宇宙の真理に従って日常の瞬間瞬間の行動を行っていくしかない。

 今、アメリカと中国は思想と国益のため、ありとあらゆる分野で戦っているのだろうと思う。コロナのワクチンだって、その戦いの道具になっている。

 日本はどうするのだろう?総務省の接待はよろしくないと思うけど、国会に招致したって何もわかるわけ無い。過去もそうだったのにねえ。パフォーマンス以上でも以下でもないとしか思えない。

 世界の情勢の中で日本はどうするのか、もっと必死に議論しなくていいのですかねえ。

 現実がちゃんと見える、正確に把握できる、それが大宇宙の真理を体得する極めて大きな効果だと思っている。

 これができないんじゃ話にならない。

 ほんとは分かってるけど、避けてるのかな?それも困るなあ。

 坐禅して、普通=大宇宙の真理に立ち戻って欲しいと願うものであります。